全建統一様式第1号-乙-下請負業者編成表の書き方、記入例
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下請負業者編成表は、工事に関わる下請との相関関係をわかりやすくした表したものです。
下請会社と請け負っている工事の内容および、安全衛生責任者、主任技術者の名前等を記入します。
この書式は一次請けの会社が作成する書類なので、自社が一次下請負業者に該当していなければ作る必要はありません。
また、一次請けであっても、二次下請負業者を使用しない場合は提出不要な書類です。
下請負業者編成表の全建統一様式第1号-乙では、組織図のように最上部に一次下請、その下に2次下請3社、3次下請3社、4次下請3社という階層構造になっています。
もし、2次下請が4社以上いる場合は、複数枚作成します。
「再下請負通知書(変更届)」に記載されているのと同じ項目を見比べ、同内容を入力します。
そのため、再下請通知書が間違っていると、この編成表も間違う事になるので注意が必要です。
二次下請負以下の業者に記載内容の変更があった場合は、速やかに再下請負通知書(変更届)にて変更内容を報告してもらい、変更箇所を修正した下請負業者編成表を作成して元請会社に提出しましょう。
それでは各項目について説明していきます。
工事
担当工事の工事内容を書きます。
工事内容については下請負業者と取り交わした注文書や請書に記載されていますが、再下請負通知書にも記載がありますので確認しましょう。
会社名
会社の正式名称を記入します。
安全衛生責任者
安全衛生者を記入します。安全衛生者は通常、現場に常駐する現場代理人・主任技術者または職長等から選任します。
主任技術者
主任技術者の氏名を記入します。
500万円以下の請負で建設業の許可を取得していない場合は、主任技術者は選任しなくても大丈夫です。
専門技術者(担当工事内容)
土木・建築一式工事を施工する場合で、専門工事が含まれる場合は、その専門工事の主任技術者の資格を持つ人を記入します。
担当工事内容の欄には、その工事内容を書きましょう。
工期
担当工事の工期を記入します。
はっきりしない場合は、全体工期を記入するか、ブランクにしておくなど元請の指示に従います。
下請負業者編成表の注意点
下請負業者編成表は特に難しい書式ではありません。
押印欄もありませんので、元請によっては間違えていても直してくれるところもあるでしょう。
とはいえ、提出する際は下請負業者から提出された再下請負通知書の内容をきちんと確認して間違いがないように作成しましょう。